L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Palmarès des Chansons

P.1966 Riviera 421029
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。
All titles are available on the CD "JVC VICP-64611".

1. PALMARES DES CHANSON
2. JAMAIS JE NE POURRAI VIVRE SANS TOI (IO CHE NON VIVO)
3. J 'AIME (I LOVE)
4. UN AMOUR DANS LA VILLE (LOVE IS ALL AROUND)
5. LA NUIT (TEARS COME)
6. LES ETOILES DE LA ROUTE (STARS OF THE WAY)

 

1. LA PASSIONATA (THE PASSIONATE WOMAN)
2. JE CROYAIS (YESTERDAY)
3. LA BOHEME
4. SPANISH EYES (MOON OVER NAPLES / VIENS PRES DE MOI)
5. IL FAUT SI PEU DE PLUIE (A LITTLE RAIN IS NECESSARY)
6. L'AMERIQUE (AMERICA)


Face A ◆ (1) パルマレス・デ・シャンソン (2) この胸のときめきを〔旧録〕 (3) 君を愛す (4) 都会の恋 (5) 夜のメロディ (6) 星への階段
Face B ◆ (1) ラ・パッショナータ (2) イエスタデイ〔旧録〕 (3) ラ・ボエーム(ボエーム) (4) スペインの瞳 (5) ほんの少し雨があれば (6) アメリーク

 「この胸のときめきを」と「ラ・ボエーム」は何度聴いても味わい深く、他に並ぶ者なし。「ラ・パッショナータ」はラテン調アレンジが比較的多かった1950年代のルフェーヴルを彷彿とさせる演奏が楽しめる。バラエティに富んだ収録曲それぞれの特徴がストレートに引き出された、シリーズの成功を予感させるアルバムである。<市倉>

 このアルバムは厚みのあるコーラスをフィーチャーしたメロディ・ラインにコルネットなどのブラスを絡めた曲が多いのが特徴。レオ・ミシール作曲の「都会の恋」「ほんの少し雨があれば」は、当時の典型的なルフェーヴル・サウンドで日本未発表はもったいない。自然なステレオ感を持った録音もいい。モーリアとの共作「道の星」は両者の曲作りの特徴がよく出たサウンドだ。<北川>

 単一の楽器でメロディを奏で、バックはギターやピアノ等でリズムを刻むパターンの曲が多く、コーラスも「パルマレス・デ・シャンソン」「君を愛す」「ラ・パッショナータ」以外の曲で使われている。録音の時期が違うため多少音の統一性に欠けるが、CD化された「この胸のときめきを」「夜のメロディ」「ラ・ボエーム」で当時の録音の良さがわかる。「この胸のときめきを」の美しさや「道の星」の迫力、「パルマレス・デ・シャンソン」のわくわくする演奏が印象的。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『夜のムード』KING SR-164 (1968.03)

日本ではオリジナルのままでは発売されず、SR-151、SR-164、SR-190の3枚のアルバムに分散されて紹介された。なお「パルマレス・デ・シャンソン」だけは1977年7月に発売されたオリジナルアルバムの復刻編集盤『シバの女王(KING GP-490)』に収録されて発売された。

●Side A
(1)ラスト・ワルツ (2)この胸のときめきを〔旧録〕 (3)夜のストレンジャー (4)スペインの瞳 (5)ふるさとに想う (6)ラ・ボエーム (7)恋のアランフェス

 

●Side B 
(1)花のサンフランシスコ (2)エリノア・リグビー (3)愛のセレナード (4)夜のメロディ (5)北国の人々 (6)エルサレム (7)愛のわかれ