L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.10

P.1969 Riviera 521131
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。
All titles are available on the CD "JVC VICP-64619".

1. QUE JE T'AIME 
2. A QUEL PRINTEMPS VIENDRAS-TU MA BELLE?
3. CHIMENE
4. JE T'AIME MOI NON PLUS
5. LES CHAMPS-ELYSEES
6. L'AN 2005 (IN THE YEAR 2525)
 
1. ANDANTE MAGGIORE POUR 2 MANDOLINES DE VIVALDI
2. IL ETAIT UNE FOIS DANS L'OUEST
3. UN JOUR POUR NOUS (A TIME FOR US)
4. C'EST EXTRA
5. WIGHT IS WIGHT
6. ALORS, JE CHANTE (VIVO CANTANDO)


Face A ◆ (1) とどかぬ愛(ク・ジュ・テーム/熱い心) (2) 恋する明日 (3) シメーヌ (4) ジュ・テーム (5) オー・シャンゼリゼ (6) 西暦2525年
Face B ◆ (1) 慕情の面影 (2) さすらいの夕陽(ウェスタン) (3) ロミオとジュリエット (4) 不思議な夜 (5) ワイト・イズ・ワイト (6) 青空に歌え!

 「ジュ・テーム」と「不思議な夜」で聴けるストリングスのカンタービレは、私の最も好きなところ。あのカラヤンに勝るとも劣らない耽美的表現とも言えるだろう。「ジュ・テーム」のフルートの音色もルフェーヴルだからこそ引き出せたもの。国内盤(SR-392)は曲順こそ違うがオリジナルのままリリースされた。<市倉>

 ダイナミックな演奏が多いこのアルバムはエレキ・ベースの音がロック的にギンギンに強く鳴っていて大好きな1枚だ。「ジュ・テーム」にそれが顕著に表れている。「とどかぬ愛」は何と言ってもルフェーヴルの演奏が一番。「西暦2525年」はプゥルセルやカラベリよりも断然恰好いい。他にも個人的に好きな曲(「恋する明日」「不思議な夜」「ワイト・イズ・ワイト」「青空に歌え!」)がいっぱい詰まった名盤!<北川>

 「とどかぬ愛」「ジュ・テーム」のようなキワモノのシャンソンがルフェーヴルの手にかかると、こうも美しい曲になる。「恋する明日」や「不思議な夜」は仏盤CDでその良さを再認識させられた。「オー・シャンゼリゼ」もいい演奏をしている。「ワイト・イズ・ワイト」は日本盤LPには曲の頭が欠けたマスターが使われた盤がある。1979年発売の6枚組全集には頭欠けのない演奏が収録されていたのだが…。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『ジュ・テーム』 KING SR-392 (1970.05)

日本ではオリジナルのまま、曲順のみ入れ替えられて発売された。

●Side A
(1)ロミオとジュリエット (2)西暦2525年 (3)オー・シャンゼリゼ (4)とどかぬ愛(ク・ジュ・テーム) (5)不思議な夜 (6)慕情の面影
 
●Side B
(1)恋する明日 (2)さすらいの夕陽(ウェスタン) (3)青空に歌え! (4)シメーヌ (5)ワイト・イズ・ワイト (6)ジュ・テーム