L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.12

P.1970 Riviera 521146
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "JVC VICP-64620". 

1. 5e SYMPHONIE DE BEETHOVEN
2. CONCERTO POUR UNE VOIX (CHAQUE NUIT)
3. RAINDROPS KEEP FALLIN ' ON MY HEAD
4. LULLABY
5. WAND' RIN' STAR (L'ETOILE FILANTE)
6. STEPHANIE
 
1. BRIDGE OVER TROUBLED WATER
2. ARIA De Johann Sebastian Bach
3. LE CLAN DES SICILIENS
4. VOLEVO UN GATTO NERO
5. SCAT IN THE DARK
6. NERETVA


Face A ◆ (1) 愛のさだめ (2) ふたりの天使 (3) 雨にぬれても (4) ひとり寝の子守歌 (5) さすらいの星 (6) ステファニー
Face B ◆ (1) 明日に架ける橋 (2) G線上のアリア(悲しみのアリア) (3) シシリアン (4) 黒ネコのタンゴ (5) 夜明けのスキャット (6) ネレトバの戦い

 「夜明けのスキャット」は民放FMで月〜金の夜のゴールデンタイムに放送されていた『歌謡バラエティ』で、間奏曲としてずっと使われていた。この番組で初めて耳にした時、“ひょっとしてルフェーヴルの演奏では?”と思った直感は当たっていた。やっぱり一味違って上品なんだよなぁー。<市倉>

 モーリアの協力者だったアンドレ・ボルリーがアレンジに参加したことの影響か「ステファニー」のブラスなどに特徴が出ている。「ふたりの天使」はオリジナル盤よりも好きだ。「明日に架ける橋」はスタジオ録音も悪くはないが1972年ライヴの気迫あふれる演奏の方がいい。この時の特別録音として、フランス未発売の「天使のらくがき」「トレイン」にも要注目!<北川>

 このアルバムでは録音のレンジが広くなってオーケストラ全体の表現力も高まった。「明日に架ける橋」はCDで聴いて初めてそのダイナミックな演奏の真価を認識した。「夜明けのスキャット」は聴き惚れてしまうすばらしい演奏。復刻CDでアルバム全体の完成度の高さを再認識した。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『ふたりの天使』 KING SR-471 (1970.11)

日本では、特別録音の「時には母のない子のように」「天使のらくがき」、過去の録音から「ドント・メイク・ミー・オーヴァー」を加えて発売された。

●Side A

(1)ふたりの天使 (2)時には母のない子のように (3)天使のらくがき (4)ドント・メイク・ミー・オーヴァー (5)シシリアン (6)ひとり寝の子守歌
 
●Side B
(1)明日に架ける橋 (2)ステファニー (3)黒ネコのタンゴ (4)雨にぬれても(5)さすらいの星 (6)夜明けのスキャット

new recordings for Japan market : "Tokiniwa Haha No Nai Ko No Yoni" (A-2), "Aime Ceux Qui T'aiment" (A-3)
previously recording : "Don't Make Me Over" (B-6)