L'Encyclopedie de Raymond Lefèvre

Raymond Lefèvre No.20

P.1976 Riviera 421097
このアルバムはオリジナルの曲順のまま全曲CD化されている。 
All titles are available on the CD "JVC VICP-70125". 

1. J'ATTENDRAI(TORNERAI) 
2. JE T'AIME,TU VOIS 
3. VIENS FAIRE UN TOUR 
4. HISTOIRE D'O(JE NE SUIS QUE DE L'AMOUR) 
5. LES QUATRE SAISONS(LE PRINTEMPS) 
6. A QUOI SERT DE VIVRE LIBRE?
 
1. ET MON PERE 
2. LE FRANCE 
3. EMMANUELLE 2 - L'AMOUR D'AIMER 
4. ILE DE RE 
5. MAIS C'ETAIT HIER 
6. DU COTE DE CHEZ SWANN


Face A ◆ (1) 潮風のマリー(待ちましょう) (2) 愛の1ページ(愛はひとりごと) (3) 雨の中の語らい (4) O嬢の物語 (5) 幸せのコンチェルト(四季の春) (6) 愛がすべて
Face B ◆ (1) そして親父は (2) フランス号 (3) 続・エマニエル夫人 (4) イル・ド・レ (5) 想い出のさすらい (6) 青春のシルエット

 このアルバムから、バークレー・オッシュ・スタジオも24チャンネルになったのではないか?ちょっとディスコ・サウンドの影響を感じる、パワフルだが平板な音作りにはあまり感心できない。「愛がすべて」はルフェーヴルらしい快演。私のオススメの一曲は「雨の中の語らい」。<市倉>

 ドラムスがオン・マイク収録(ただしステレオ感が不足気味なのには不満)で“グランド・オーケストラ”の醍醐味が味わえる特に大好きなアルバム。曲は、ピアノが左右に散らばった「続・エマニエル夫人」を除いて全て好き。「四季の春」「フランス号」「続・エマニエル夫人」「想い出のさすらい」はフランスのオリジナル・マスターにシャリシャリというノイズが入っているが、ルーちゃん知ってる?<北川>

 当時「潮風のマリー」を聴いてそれまでのルフェーヴルのイメージとかけ離れたサウンドに驚いたことを思い出す。今から思えばそれほどでもないのに…。「続・エマニエル夫人」のアレンジは少々厚化粧しすぎるところもあるが好きだ。「そして親父は」もプゥルセルと違った意味で好き。「愛の1ページ」のような力強い演奏にはぐっときますね。<松本>

相当する日本のオリジナル盤

『潮風のマリー』 KING GP-432 (1976.7)

日本では「アフリカ(愛の挽歌)」が先行して収録され、「トレビの泉」「見つめあう恋」が日本向けに特別収録された。「トレビの泉」はもしかしたらイタリアからのオーダーによる録音かもしれない。また「アフリカ」もオリジナルはイタリアの曲なのでこれもイタリアからのオーダーの可能性がある。「四季の春」と同時録音の「雪の降る街を」は、CDの時代までシングル盤と当時ワールド・ファミリー・クラブから発売された10枚組全集に収められているのみだった。

●Side A
(1)潮風のマリー(待ちましょう) (2)愛の1ページ(愛はひとりごと) (3)幸せのコンチェルト(四季の春) (4)O嬢の物語 (5)雨の中の語らい (6)アフリカ(愛の挽歌)
 
●Side B
(1)トレビの泉 (2)愛がすべて (3)続エマニエル夫人 (4)想い出のさすらい (5)フランス号 (6)見つめあう恋

new recordings for Japan Market : "Tornero" (B-1), "There's A Kind of Hush" (B-6)