Mantovani - マントヴァーニ
(1905.11.15 - 1980.3.29)

本名はアヌンツィオ・パオロ・マントヴァーニ"Annuzio Paolo Mantovani" 。ヴェニスで生まれたとされています。1912年にロンドンに移住し、スカラ座歌劇場管弦楽団のコンサート・マスターを勤めた父親のもとヴァイオリンを手にして音楽家として道を歩み始めるのですが、ヴァイオリンの名手フリッツ・クライスラーが小品を演奏し観客を喜ばせているのを見て、軽やかなポピュラー音楽とクラシック演奏を融合させた音楽を指向し始めます。1940年にデッカ・レコードと契約し、編曲家ロナルド・ビンジ考案の「流れ落ちる滝のような」と比喩される「カスケーディング・ストリングス」という演奏手法を駆使した「シャルメーヌ」を1951年にヒットさせ、人気を決定づけました。

Mantovani touch